見どころいっぱいで歩かさる～！札幌にくればいいっしょ！

北海道新幹線の延伸にともない、札幌の街並みは少しずつ変わりはじめています。

なじみ深いスポットがなくなってしまったかと思えば続々と新しいランドマークが誕生し、訪れるたび新しい顔を見せてくれるのが、わたしのふるさと・札幌です。

デートにもぴったりの最新ミュージアム、喧騒を忘れてほっとできるパワースポット、とびきりかわいくておいしいグルメ。

一日中楽しめるスポットが徒歩圏に揃っているのも、札幌の大きな魅力です。

そこで今回は、どんどん歩かさる札幌の魅力的なスポットを3つご紹介していきます！
（歩かさる：北海道弁で〝歩いてしまう〟）

札幌中心部のオアシス！都市型水族館『AOAO SAPPORO』

札幌の新たなランドマーク『モユクサッポロ』内にある『AOAO SAPPORO(アオアオサッポロ)』は、大人も子供も楽しめる都市型水族館です。

館内で販売されているおいしいクロワッサンをいただきながら、かわいらしいペンギンたちや美しいネイチャーアクアリウム、幻想的に漂うクラゲなどの展示をゆったりと見学することができます。

夜22時まで営業しているため、お仕事帰りに癒しを求めて立ち寄るのもおすすめですよ。

自然の息吹を感じられるネイチャーアクアリウム

水槽の中に自然の縮図を見ることができるネイチャーアクアリウム。

ネイチャーアクアリウムの常設展示はAOAO SAPPOROが世界3ヶ所目とのことで、薄闇に浮かび上がる美しく幻想的な世界は必見です。

生い茂った水草の中を泳ぐ魚たちの姿を間近で観察することができ、思わず時間を忘れてしまいます。

『悠久の森』の水槽を覗いてみると、タイミングによっては霧がかかっていることも…。

まさに生きている自然そのものを感じられる、ダイナミックかつ神秘的な空間です。

ここでしか味わえない！絶品クロワッサン

館内に併設されているパンバル『シロクマベーカリー＆』では、クロワッサンやスイーツだけでなく、ビールやバルメニューなども販売されています。

AOAO SAPPOROは全フロアで飲食可能となっており、広々としたベンチもたくさん用意されているため、お気に入りの展示を眺めながらゆっくりと食事やお酒を楽しむことができますよ。

バル横のカフェスペースからは、クラゲの水槽を見渡せるのでおすすめです。

今回は、水族館限定のチョコミントクロワッサンと、AOAO SAPPOROを象徴するイワトビペンギンをモチーフにしたイワトビペンギンパフェをいただきました。

チョコミントクロワッサンは、強すぎないミントの風味とチョコレートの甘さ、そして生地から香るバターの風味が絶妙にマッチ。

道産小麦を使用したクロワッサンの、外はさっくり、中はもっちりとした食感がたまりません…！

イワトビペンギンパフェは、さっぱりとした味わいのソフトクリームの下に甘酸っぱいイチゴとほろ苦いブラウニー、そしてクロワッサンのラスクが隠れていて、最後の一口までおいしくいただきました。

ちなみに、バルの目の前にはイワトビペンギンの水槽があるのですが、管楽器のようなペンギンの鳴き声を間近で聞くことができます。

いきものたちとの距離が近いAOAO SAPPOROならではの迫力ある鳴き声を、ぜひその耳で確かめてくださいね。

推しを見つけてみて！神ファンサもありのかわいいペンギンたち

AOAO SAPPOROでは、ツンツンした黄色い毛が特徴的なイワトビペンギンと、世界最小のペンギンといわれるフェアリーペンギンが飼育されています。

フェアリーペンギンには、熱帯地方の植物が展示されているグリーンルームの奥で会うことができました。

ぬいぐるみのような愛くるしさ！

どこかやんちゃな印象のイワトビペンギンとは、また違った魅力があります。

そしてこちらがイワトビペンギンたち。

ペンギンと会える水族館や動物園は北海道内に数ヶ所ありますが、ここまで至近距離で観察できる環境はめずらしいのではないでしょうか。

AOAO SAPPOROでは、飛び跳ねて移動する習性をもつペンギンたちがのびのびと生活できるよう、六角形の展示ブロックを組み替えて陸場の形状を変えることができる、世界初のシステムを取り入れているそうです。

より自然な姿を見せてくれるペンギンたちと、素敵な時間を共有することができますよ。

もぐもぐタイムを終えて運動に励むペンギン。

目、合ってますよね…？

つるつるしていて、意外と硬そうなペンギンの毛。

おなかやフリッパー（翼）の質感も、こんなに近くで見ることができます。

カメラを向ける筆者の前から動かない神対応のペンギンです。

ありがたいことにファンサを独占してしまいました。

AOAO SAPPOROで暮らすペンギンたちにはそれぞれ愛称がつけられており、フリッパーについているカラーバンドで判別することができます。

ミュージアムショップでは、ペンギンたちとおそろいにできる人間用のカラーバンドも販売していますよ。

何度も足を運ぶうちに、彼らの個性がもっと見えてくるはず。

お気に入りのペンギンを見つけて、推し活を楽しんでみてはいかがでしょうか。

ひとりでも、家族でも、恋人同士でも…楽しみ方は自由自在！

市街地にいながら大自然にふれることができるAOAO SAPPORO。

館内にはコワーキングスペースが用意されており、仕事や勉強での利用だけでなく、まったりと読書などをして過ごすのにもぴったりです。

また、おむつ交換ができるベビールームも備えられているため、小さなお子様連れでも安心して楽しむことができますよ。

夜になると館内の照明が暗くなり、昼とはまた違ういきものたちの姿を見ることができます。

お酒を飲みながらゆっくりと過ごすもよし、ロマンティックなムードでデートを楽しむもよし。

昼だけでなく、夜のAOAO SAPPOROもぜひ満喫してくださいね。

自然や生命の神秘を感じながら、思い思いに過ごすことができる都市型水族館・AOAO SAPPORO。

札幌の新たなチルスポットで、癒しと学びの時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

下町に鎮座するパワースポット『北海道神宮頓宮』

AOAO SAPPOROからほど近い創成イーストエリアに鎮座する『北海道神宮頓宮』は、賑やかな札幌中心部にありながら、喧騒を忘れさせてくれる緑豊かなパワースポット。

明治4年、円山に札幌神社（現・北海道神宮）が鎮座しましたが、市街地から離れていることや冬季は積雪等で参拝が困難となるため、明治11年に札幌神社の遙拝所として現在の北海道神宮頓宮が設置されました。

今も昔も市民から愛され続ける、由緒深い神社です。

良縁を結んでくれる！北海道最古の狛犬さま

札幌市民からは『頓宮さん』の愛称で親しまれている北海道神宮頓宮。

毎年6月に行われる北海道神宮例祭の神輿渡御（みこしとぎょ）では、休憩地点となる御旅所（おたびしょ）の役割を担っています。

頓宮さんは縁結びのご利益があることでも知られており、全国から参拝者が訪れるそうです。

鳥居をくぐってすぐにお出迎えしてくれる狛犬さまをなでると、良縁を結んでくれると言われています。

拝殿前に座っているのは、明治23年に奉納された歴史ある狛犬さま。

なんと、北海道最古の狛犬さまなのだそうです！

向かって左手の狛犬さまには子供の狛犬さまが甘えるようにくっついていており、なでてお参りをすると、安産・子授け・家内安全のご利益があるとされています。

小さな狛犬さまがあたたかそうなポンチョを着ていました！

元気に冬を越せますように…。

頓宮さんにお参りして、身も心も清らかに…

頓宮さんでいただける御朱印には、ちょこんと座った狛犬さまの印が押されています。

社務所では、かわいらしい狛犬さまキャラクターがあしらわれた頓宮さんオリジナルの御朱印帳やお守り、絵馬などを授かることができますよ。

活気ある二条市場やテレビ塔など、観光名所のほど近くに鎮座する北海道神宮頓宮。

大きな鳥居をくぐった途端、澄んだ空気に背筋がすっと伸びることでしょう。

頓宮さんにお参りをして、晴れやかな気持ちで札幌のまちを楽しんでくださいね。

SNS映え間違いなし！『北海道めんこい鍋くまちゃん温泉(札幌本館)』

温泉を楽しむ、くまちゃんがめんこい(かわいい)とSNSでも大人気！

二条市場の目の前にある『北海道めんこい鍋くまちゃん温泉(札幌本館)』は、温泉大好きなくまちゃんが自分で温泉を作ってしまったという、まるで温泉旅館のような店内でひとりしゃぶしゃぶを楽しめるお店です。

くまちゃんの温泉旅館？めんこいがあふれる店内

K-POPが流れる店内は、至るところにいろんなくまちゃんが…！

カチューシャやカラフルなくまちゃんなど、写真を撮るときに大活躍のアイテムも自由に借りることができます。

推し活にもぴったりですね！

くつろぎすぎ！？温泉を満喫するくまちゃん

マスコットのようなフォルムがたまらないくまちゃんですが、実はコラーゲンと食物繊維で固められたお出汁なんです。

好きな味のくまちゃんとお肉の種類、シメを選んだら、スマートフォンでQRコードを読み込んでオーダーします。

オーダー手順やくまちゃんの入浴方法は、スタッフさんが丁寧に教えてくれますよ。

頭にタオルを乗せて登場したくまちゃん。温泉への情熱を感じます。

こちらは純米吟醸味噌スープのくまちゃんです。

たまらないめんこさの肉球にもご注目。

そしてこちらは鰹だしのくまちゃん。

さすが温泉好きなだけあって、透明感がすごいですね。

スタッフさんから、くまちゃんが火傷しないよう中火で温めることを教えていただき、さっそくIHコンロをオン。

ちなみに、くまちゃんを撮影するタイミングは温める前がおすすめです！
(温めている最中も、もちろん撮れ高はバッチリですよ！)

点火後しばらくすると、どっしりと構えていたくまちゃんが徐々に傾いていきます…。

若干くつろぎすぎでは…というくらいに温泉を堪能するくまちゃん。

腕が温泉と同化していますが気にしていない様子です。

肩までつかったら食べごろとのことなので、たっぷりの野菜を投入していきます。

天を仰ぐくまちゃんの視線がなんだか切ない…。

温泉で潜水を楽しむくまちゃんです。

溺れる前にお肉をしゃぶしゃぶしていただきましょう！

薬味やタレは、好きなものを自分で調達するスタイルです。

ネギや大根おろし、ポン酢などの定番はもちろん、アジアンソースやエビ油という変わり種まで豊富に用意されています。

筆者はバジルチーズソースとマヨネーズソースでいただきましたが、濃厚なソースが野菜だけでなくお肉にもよく合って美味でした！

少量ずつ、いろいろな味を試してみるのも楽しそうですね。

めんこいだけじゃない！お肉も野菜もなまらうまいっしょ～

かわいいくまちゃんが温泉に沈んでゆくシュールな演出もさることながら、北海道産のお肉や新鮮な野菜が優しいお出汁でいただける、北海道めんこい鍋くまちゃん温泉。

ほっこりあたたかい店内で、めんこくておいしいお鍋を味わってみてはいかがでしょうか。

旅行先が決まらない？したっけ札幌にくればいいっしょ！

いかがでしたでしょうか。

今回は、歩いて回れる札幌のおすすめスポットを3つご紹介しました。

最新スポットと悠久の歴史が共存する札幌。

ふるさとながら、市街地を訪れるたびに新たな発見のある素敵なまちです。

どんどん歩かさる魅力あふれる札幌へ、ぜひ遊びに来てくださいね！

この記事を書いた人

佐和山ももライター

札幌在住WEBライター。
野球観戦とK-POPが大好き。
新商品を見ると手に取らずにはいられない無類のグミおたく。
心にそっと寄り添えるような文章を届けるため、日々精進中です！

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