毎月10日20日30日に更新中「わたしのふるさと」

岐阜の魅力は楽しみ方を自分色に!田舎がめっちゃ良いんやお!こやーこやー

楽しみ方を自分色に!田舎がめっちゃ良いんやお!こやーこやー岐阜

岐阜県」と聞いて何を思い浮かべますか。

飛騨牛、岐阜城、白川郷、養老の滝などが岐阜出身でも、ゆかりがあるわけでもない自分が思い浮かんだ事柄です。

しかし今回紹介する「岐阜」には上記の場所などは含まれていません

今回縁あって岐阜に住む方にお会いし、一部ではありますが岐阜を案内していただきました。

そして、その際に「岐阜の魅力」についてお話を聞くことができました。

今回案内していただいた岐阜のスポットの紹介と共に、お話いただいた岐阜の魅力、そしてその話聞き、岐阜を見て感じた岐阜の魅力を綴っていきたいと思います。

その岐阜の魅力とは。

何もないところ

ほぼ東京で過ごしてきた者から見えた「何もない」岐阜の魅力とは。

今回の記事では主に以下の内容を紹介していきます!

  • 今回巡った岐阜エリア(大垣市、関市、八百津町)
  • 岐阜にあるアニメの聖地(聲の形)
  • 岐阜の魅力である自然
  • 岐阜の魅力「何もない」
  • 岐阜の魅力グルメ


今回巡った岐阜の魅力エリア

今回案内していただいた岐阜エリアは「大垣市」「関市」「八百津町」がメインでした。

下呂や飛騨高山、白川、養老といったエリアには足を運んでいません。

飛騨牛や白川郷、養老天命反転地といったスポットの紹介はない!ということになります。

岐阜県関市の魅力スポット!名もなき池(モネの池)

モネの池

まず最初に案内していただいた岐阜スポットは”名もなき池”、通称「モネの池


モネの池

モネの池は岐阜県関市板取にある池で、透明度の高い湧水と、そこに咲く蓮の美しさがフランスの画家”モネ”の絵画のようということで「モネの池」と呼ばれている池です。

余談ですが近くの駐車場からモネの池に向かう途中「あおさ汁」をいただきました。


モネの池

この場所が「モネの池」といえば!な場所。この日は雨がポツポツと降ったり止んだりな天気だったのですが、天気により池の見え方が変わるとのこと。


根道神社(ねみちじんじゃ)

モネの池の近くには「根道神社(ねみちじんじゃ)」という神社があります。

ちなみにこの根道神社、”神社名鑑”に載っていない神社!名もなき池の近くにある、名前はあるが神社名鑑に掲載されていない神社。なんかこの組み合わせが良かったです。


祭神

・根道大神
・伊弉冉命
・大雷神
・大山祇神
・金山比古神


スポット名名もなき池(モネの池)
住所〒501-2901 岐阜県関市板取440-1

営業時間24時間営業
定休日なし
電話番号0581-57-9021
※お電話番号はお間違えないようお願い致します。
WEBhttp://www.city.seki.lg.jp/

岐阜県関市の魅力スポット「モネの池」近くで岐阜初食事!

モネの池を見た後、ちょうど昼食時ということで近くのご飯屋さんでお昼をいただくことに。


モネの池の近くにある「しゃくなげ」

料理をいただいたのは、「しゃくなげ」さんというお店。鮎の塩焼きや、いわなの塩焼きなどなど色々な定食があるお店でした!


モネの池の近くにある「しゃくなげ」のメニュー

こういった魚を丸ごと食べる!というあんまり経験がないので、テンションが上がりました。

普段中々行く機会のない地域の”地元感”のあるお店での食事というのは、その地域に来てる!という感じがして好きです!

店舗名しゃくなげ
住所〒501-2901 岐阜県関市板取1591-4

営業時間11:00~14:00 / 17:00~21:00
定休日水曜日
電話番号0581-57-2011
※お電話番号はお間違えないようお願い致します。

岐阜県大垣市の魅力!アニメの聖地がある!

聲の形のパネル

続いてやってきたのは岐阜県大垣市。大垣市は西濃地方にあたります。

今回岐阜を案内していただくにあたって、飛騨高山方面に行くか、岐阜市近郊を回るかという選択肢があったのですが、迷わず岐阜市近郊にしました。その理由の一つが「大垣市」に行きたかったからです。

え?大垣市って何か有名な建物や観光スポットがあるの??と思われた方。いわゆる観光スポット、岐阜県でいうと白川郷や養老の滝、奥飛騨クマ牧場や新穂高ロープウェイ、養老天命反転地といったものはありません。大垣城はもしかしたらその括りになるかもしれませんが。

そんな大垣市に来た目的。それは「アニメ(漫画)の聖地巡礼

実は岐阜県はアニメや漫画の舞台となることが多いんです。

大垣市もその内の一つ。岐阜県大垣市出身の漫画家”大今良時さん”の「聲の形」という漫画の舞台が大垣市なんです。
※舞台となる地名は架空のものが使用されています。

聲の形はアニメ(映画)化もされており、制作は”京都アニメーション”さんが担当しています。


聲の形

・オリジナル版が別冊少年マガジンに掲載
・リメイク版が週刊少年マガジンに掲載
・2014年度「コミックナタリー大賞」第1位
・「このマンガがすごい! 2015」オトコ編第1位
・第19回手塚治虫文化賞新生賞

岐阜県大垣市の魅力スポット!聲の形の舞台 其の壱「四季の広場」

岐阜県大垣市の四季の広場

聲の形で時折登場する「四季の広場

“滝のトンネル”や、”美登鯉橋(みどりばし)”など聲の形の中でも印象に残るシーンではないでしょうか。


岐阜県大垣市の魅力スポット!滝のトンネル

岐阜県大垣市の四季の広場の滝のトンネル

岐阜県大垣市の四季の広場の滝のトンネル

こちらは「滝のトンネル」。外側から見た景色と内側から見た景色です。作中に登場した画角も良いですが、登場したシーンとはまた別の角度を楽しめるのも聖地巡礼の良きポイントだな!と個人的に思います。

岐阜県大垣市の魅力スポット!美登鯉橋

岐阜県大垣市の四季の広場の美登鯉橋

聲の形と言えば!この「美登鯉橋」をあげる人は少なくないのではと思います。

鯉に餌をあげるシーンは、そのシーンだけでなくストーリー的にも大きな要素だったりします。


岐阜県大垣市の四季の広場の美登鯉橋

今回案内をしてくださった方も聲の形を見ていて、「あー!ここだー!」なんて言いながら作中のモデルとなっていた場所を探すってのはなんか宝探しにも似たワクワク感がありました。

そして実際に鯉もしっかりいます。


岐阜県大垣市の四季の広場の美登鯉橋の鯉

原作と同じく”フランスパン”を購入して!とはいかず、他のパンではあったのですが、原作と同じく鯉にパンをあげてきました。

ちぎって投げると鯉がブワーっ!と集まってくるんですよ。ブワーっと。あっという間になくなりました、パン。

原作に出てきた風景だけでなく、原作でしていた行動などができる聖地巡礼は初めてだったので、これまたテンションのあがるポイントでした。


スポット名四季の広場
住所〒503-0922 岐阜県大垣市馬場町159

WEBhttps://www.city.ogaki.lg.jp/

岐阜県大垣市の魅力スポット!聲の形の舞台 其の弐「大垣公園」

岐阜県大垣市の大垣公園

続いては「大垣公園」です。

大垣市のシンボルであり、大垣城の近くにある大垣公園。

印象的なシーンでも登場する大垣公園ですが、勿論!特徴的なあの遊具もありました。


岐阜県大垣市の大垣公園


スポット名大垣公園
住所〒503-0887 岐阜県大垣市郭町2-53

電話番号0584-74-7875
※お電話番号はお間違えないようお願い致します。
WEBhttps://www.city.ogaki.lg.jp/

岐阜県大垣市の魅力スポット!聲の形の聖地巡礼をするなら「奥の細道むすびの地記念館」へ!

奥の細道むすびの地記念館聲の形のパネル

大垣市にある「奥の細道むすびの地記念館」に行くと、聲の形のパネルが置いてあったり、モデルとなった地が記されたマップをいただくことができます。

その他に「松尾芭蕉」さんのゆかりの品が展示してあったり、お土産を販売していたりしています。

そのまま聖地巡礼を楽しむ!のも良いですが、もし時間に余裕があったら奥の細道むすびの地記念館にぜひ!寄ってみてください!


スポット名奥の細道むすびの地記念館
住所〒503-0923 岐阜県大垣市船町2-26-1

営業時間9:00~17:00
休館日なし
電話番号0584-84-8430
※お電話番号はお間違えないようお願い致します。
WEBhttp://www.basho-ogaki.jp/

岐阜県の魅力!広がる自然、自然、自然と人

今回岐阜を回っていて感じたこと。

それは川が多い!

山も多い!

合わせて自然が多い!


岐阜の風景

その自然を見ていて一番思ったのが、”水が凄い綺麗

今回行った地域は特に川に遭遇することが多く、その度に「水綺麗だなー」と。

普段生活をしていて、「綺麗な水」と思うことはそんなになく、自然が多い地域ならではの感動ポイントだなと。

よく「空気が違う」ってのを聞きますが、今回に限っては空気よりも水!でした。

岐阜県の魅力!人心地の良さ

自然とつながるのかわからないですが、今回行ったスポット、スポットで感じたのが、「人の良さ

人の良さというか、人心地が良いと感じました。人心地という言葉があるかわからないですが。

人が良く来る場所というのもあるかもしれませんが、とても親切というか、そこにフレンドリー感というか気軽さのようなものも加わってるんですよね。なんか他の地域では感じない不思議な感じがありました!

岐阜県の魅力は「何もない、だからこそ何でもある」

ここからは、今回岐阜の地域を案内していただいて、そしてお話を聞かせていただいて感じたことを書いていきたいと思います。お互い完全に個人の感想ですし、おすすめスポット!などとは違い考えの話になります。

今回、岐阜のスポットを案内してくださった方に事前に「岐阜(ふるさと)の魅力って何ですか?」と質問をしていました。

そこで帰ってきた答えが「いやー何もないんですよね・・・」でした。

そして実際合って話を聞いてる中でも「何もないんですよ〜」という言葉が。

今回の地域はどちらかと愛知寄りだったので、「飛騨」や「下呂」「白川」とは少し離れているんですね。

そうすると「岐阜(ふるさと)の魅力」と聞かれてパッと上記のような場所は出てこないと。

厳密にいうと岐阜はふるさとだけど、飛騨高山や白川郷、下呂温泉などはそこには該当しない。

そうすると、「岐阜(ふるさと)の魅力」って言われるとパッと思いつかないんですよね。と。

確かに、自然は多い。自然が多いってことは逆にいうと何もないにつながるのかなと。


岐阜の風景

今回行った「モネの池」も言ったら自然だし、聲の形の聖地巡礼もそれこそ川や公園ですからね、何か特別なものがあるわけでもない。聲の形という作品がその場所に意味を持たせたという感じですよね。

そういうのを考えると確かに「何もない」って思う気持ちもわからなくないなと思いました。

自分は今東京に住んでいて、人生のほとんどを東京で過ごしてきました。

だからこそ、そう思うのかもしれませんが、「何もない」ってことは「何でもできる」ってことなんじゃないかなと。

何でもできるというのは、自由だから自分次第で楽しみ方が色々作れるんじゃないかなって。

「いやいやそれは周りに色々あるから言えるんですよ」って言われたら「うーん。。。」ってなってしまいますが。

“隣の芝生は青い”なんて言葉がありますが、自分が東京で育ってきたから、そう思えるってのはあるかもしれません。ただ単に”ないものねだり”なだけかもしれません。

でも、色がついているものに色を足すよりも真っ白な状態に色を足していく方がオリジナリティは生まれると思います。ある程度ある状態から始めた方がいいし、何もない状態から始めるのはそりゃ大変ですが、その分学びも多いのではないかなと。


岐阜の自然の風景

何もない。それはそれでその分可能性が詰まってる証なんじゃないかなって。

上京なんて言葉がありますが、元々都心に住んでる人は上京ってのを経験できない。それが必要な経験なのかどうかというのは人によりけりだと思いますが、それをどう受け止めるか。

誤解がないように書いておくと、”どっちが良い”とかという話ではなく、その場所、土地でしか味わえないもの、体験(経験)できないものってのがそれぞれ存在して、それぞれ違うからそれが後に個性になるのではないかなと。

何もないのであれば、それはある意味「自分色の楽しみ方」にできる、自分色にしやすい環境だなと。

だから「何もないんですよ〜」ってことが、これから何色にでもできるという事で、もうそれが魅力の一つなんじゃないかなと思いました。

サンボマスターさんの歌詞で「見るもの全て奇跡の可能性 本当さ 何度でも言うぜ」ってのがあります。今回訪れた岐阜にもたくさんの「奇跡の可能性」がありました。

岐阜県の魅力料理!岐阜の〆は鰻で

今回岐阜県の「大垣市」「関市」「八百津町」をメインに案内していただいたのですが、〆は「

岐阜に行く前から今回の計画をしている中で、割と早めに決まっていた予定が「鰻を食べる」でした。


うな好の外観

今回鰻をいただきに訪れたのは岐阜県八百津町にある「うな好(うなよし)」さん。

老舗感漂う外観です。


うな好のうなぎ丼

いただいたのは「うな丼」


うな好のうなぎ丼

ふっくらとした、うなぎに美味しそうなタレがかかってます。

一口食べると、香ばしく程よい柔らかさの”うなぎ”にただただ感動!

外はパリッと中はふわっとな美味しいうな丼。

パリパリ感のあるうなぎは、今まであまり食べた記憶がなく新鮮でした!

甘めのタレもしつこくなく、それでいてしっかり感もあり箸がすすむ、すすむ。

ちなみに関西地方では「うなぎを蒸さずに焼く」、関東地方では「蒸したうなぎを焼く」という違いがあるとのことで、このパリパリ感はそのためか!と。
※すべてのお店がそうではない可能性があります。

今回の旅を締めくくるにぴったりの「うな丼」でした。


スポット名うな好
住所〒505-0305 岐阜県加茂郡八百津町和知2070-1

営業時間11:00~13:30 / 16:30~19:00
休館日水曜日 / 第1・3火曜日
電話番号0574-43-1215
※お電話番号はお間違えないようお願い致します。

見て、聞いて、感じた岐阜県の魅力まとめ

今回、岐阜県の「大垣市」「関市」「八百津町」エリアをメインに案内をしてもらったのですが、自分にとっては日常とは違う時間を過ごすことができました。

自分にとっては日常と違っていても、他の誰かにとっては日常。

自分にとっては旅行でも、他の誰かにとってはそこが「ふるさと」

人それぞれの”ふるさと”があるから、色々な感性、価値観が生まれる。

「みんなちがって、みんないい」という言葉がありますが、その言葉は”ふるさと”に対してもそうだなと。

みんな違った色を持つ。それぞれのふるさとから、それぞれの色を放つ。これからも色々なふるさとの色に触れたいなと思う岐阜旅行でした。

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この記事を書いた人

めがねのもり
めがねのもりめがねの人
料理したり、運動したり、WEBいじったり、サイト運営したりしてます。
クレヨンしんちゃんが好きです。