おらいの故郷「香取市」さくっが？観光もグルメもいっぺぇあるよぉ

わたしは、千葉県・北東部にある香取市で生まれ育ちました。物心ついたときから、緑豊かな水田地帯の景色が広がっていたのを覚えています。

香取市は北部には利根川が流れ、南部は山林や畑など農村地帯が広がる町です。米やさつまいもをはじめ、野菜や肉などさまざまな特産物があります。幼い頃からおいしい食べ物に囲まれて育ったので、わたしはすっかりグルメな大人に育ちました。

さらに香取市は、香取神宮や佐原の古い町並みなど、歴史ある名所があるのも魅力のひとつです。周辺には古民家をリノベーションしたおしゃれな飲食店も続々オープンしています。近年ますます注目されている市のひとつです。

この記事では、香取市生まれの筆者が以下の通り紹介します。

• 絶対訪れてほしい「香取市」の観光スポット
• 「香取市」の魅力深まる偉人ゆかりの史跡
• 「香取市」の有名スイーツ店

わたしのふるさと・香取市の魅力を感じていただければ幸いです。

「香取市」といえばココ！絶対訪れたい観光スポット4選

まずは香取市の観光スポットから紹介します。香取市には歴史ある建物や寺社、商業で栄えた情景を残す古い町並みなど、見どころが満載です。

江戸の風情が残る「佐原の古い町並み」

香取市・佐原エリアにある「佐原の古い町並み」は、かつて江戸からの物資や文化の拠点として栄えた場所です。江戸時代には水運の恩恵を受け「小江戸さわら江戸優り」と称されるほど、活気にあふれていました。

また日本地図を作った伊能忠敬とのゆかりも深く、彼が佐原で過ごした家は現在も見学できます。

古い商家や古民家をリノベーションした飲食店も充実しており、地元食材を使ったおしゃれな料理やスイーツを楽しめます。新旧が入り混じる風情ある町並みを散策しながら、ぜひおいしい料理を味わってみてください。

お参りのあとは草だんごがお待ちかね！「香取神宮」

香取市中央部に位置する「香取神宮（かとりじんぐう）」は、全国約400社の香取神社の総本社です。約2600年の歴史を有し、日本書紀にも登場する「経津主大神（おおふつぬしのおおかみ）」を祀ります。

勝運や交通安全、災難除けにご利益があるとされ、近年では千葉県屈指のパワースポットとしても人気です。縁結びや仕事運、新たな始まりを願う人々が全国から訪れ、一年を通して多くの参拝客でにぎわいます。

また神宮下の表参道には、多くの茶店やみやげ店が並び、名物の「草だんご」も楽しめます。各店の味を食べ比べてみるのも、参拝の楽しみのひとつです。

自然あふれる境内も見どころ満載です！

香取市の花見スポットといえばココ！「城山公園（じょうやまこうえん）」

香取市・小見川エリアにある「城山公園（じょうやまこうえん）」は、桜の名所としてたいへん有名な場所です。

毎年春になると、ソメイヨシノなどの桜1,000本が一斉に咲き乱れ、多くの花見客で賑わいます。夜になると、ぼんぼりがライトアップされ、桜を幻想的に照らします。「夜桜といえば城山公園の桜」といっても過言ではないほど、見事な美しさです！

夏に田舎の風情を満喫するなら「水郷おみがわ花火大会」

香取市・小見川で有名なのが、毎年8月1日に開催される「水郷おみがわ花火大会」です。明治41年から続く伝統行事で、利根川沿いの河川敷でおこなわれます。約3,000発の花火が打ち上げられ、大輪の尺玉や水中花火など見どころ満載です。

特にクライマックスのスターマインは圧巻で、利根川の水面に映る美しい光景は見逃せません！夏に香取市を訪れるなら、ぜひ「水郷おみがわ花火大会」に足を運んでみてください。

意外な偉人のルーツも！まだまだ知りたい「香取市」

香取市は、現代に続く文化や医療の発展を支えた偉人のゆかりの地でもあります。ドラマのモデルにもなった偉人のルーツもあるので、聖地としても実は有名です。

人気ドラマ「JIN-仁-」のモデルにも！？佐藤尚中生誕の地／「内浜公園（うちはまこうえん） 」

香取市小見川にある「内浜公園」は、幕末期から明治時代にかけて活躍した蘭方医の佐藤尚中（さとうたかなか、1827〜1882年）の生家があった場所です。

佐藤尚中は、順天堂病院の創設者としても知られ、また人気ドラマ「JIN-仁-」のモデルとしても有名です。

「内浜公園」には、かつて使われていたとされる井戸の跡も残っており、産湯にも使用されていたと伝えられています。彼は今に続く医療の発展に大きく貢献した医師の一人として、香取市民が誇る偉人です。

歌舞伎役者・初代松本幸四郎の墓／善光寺（ぜんこうじ）

内浜公園から歩いて約5分の「善光寺（ぜんこうじ）」には、江戸時代に活躍した歌舞伎役者・初代松本幸四郎の墓があります。彼は小見川に生まれ、のちに歌舞伎役者として名を馳せました。ちなみに彼が演じた「弁慶」役はおおいに評判を呼び、代表作として語り継がれています。また二代目・市川團十郎は同じ時代に活躍した歌舞伎役者で、二大有名役者として当時の歌舞伎界を華々しく飾りました。

地元民イチオシ！のスイーツ店2選

香取市にはおいしいスイーツ店がたくさんあります。私が特におすすめしたい店を2つ紹介します。

さつまいも尽くしの絶品スイーツ！「いっぷく堂」

香取市の南側、農村地帯の中で店舗を営む「いっぷく堂」では、香取市名産「紅はるか」の干しいものほか、さつまいものスイーツを提供しています。特におすすめしたいのが、さつまいもパフェ。アイスクリームやトッピングなどすべてがさつまいも尽くしで、贅沢な味わいを楽しんでみましょう。

創業から守り抜く和菓子をおみやげに「渡源（わたげん）」

香取市にある「渡源（わたげん）」は、大正時代から続く老舗の菓子店です。手づくりマドレーヌと、創業から守り抜いた自家製あんこを使った最中が看板商品。

どちらも優しい味わいで、老若男女問わず楽しめます。営業時間は朝8時から12時まで。知る人ぞ知る逸品をぜひ一度味わってみてください。

千葉県香取市の魅力のまとめ

今回の記事では、私のふるさと「香取市」について紹介しました。

香取市は、自然に恵まれ、歴史的な名所や観光スポットがいくつも点在し、地元の味覚も楽しめる場所です。

「佐原の古い町並み」や「香取神宮」「城山公園」などの歴史ある名所は、一度は訪れる価値があります。また8月に開催される伝統行事「水郷おみがわ花火大会」も必見です。

この記事を読んで気になる場所があったら、ぜひ香取市にお越しください！

この記事を書いた人

亀甲谷　愛ライター

千葉県香取市生まれのWebライター。
「よく食べ・よく動き・よく寝る」をモットーに、週末は愛犬とドライブ&ローカルグルメ食べ歩きを満喫しています！

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