皆さんは鹿児島県に遊びに来たことがありますか?
私は鹿児島県南さつま市で生まれ育った、生粋の薩摩おごじょです!
そんな鹿児島一筋の私がお気に入りのスポット4選をご紹介します。
自然いっぱいで海が綺麗な南さつま市は、鹿児島県の薩摩半島西南端に位置しており、鹿児島市から車で約50分で訪れることが出来ます。
2005年に1市4町が合併して誕生した市で、南側と西側は東シナ海に面し、リアス海岸や吹上浜砂丘など変化に富んだ海岸線を有しています。
また、海に面しているため漁業も盛んでいつでも新鮮な鮮魚を味わえるだけでなく、養豚場や黒毛和牛の生産も有数です。
歴史ある美しい自然だけでなく、食も豊かで他にない南さつま市の魅力が伝わりますと幸いです!
歩行者と自転車のみ通れるサンセットブリッジ
まずご紹介するのが、日本三大砂丘の一つである吹上浜の白砂青松の美しい海岸線沿いを縦断するサンセットブリッジです。
歩行者と自転車しか通行できないため、ゆっくり海と砂丘を肌で感じながら美しい海岸線を満喫することができます。
こんなに肌で海を感じながら、美しい海岸線を縦断できるのはここだけと言っても過言ではありません。
九州でも珍しいカイトサーフィン体験
カイトサーフィンとは、風をつかむ大きな凧(カイト)に引っ張られる力を利用して、海の上を自由に飛んだり走ったりして遊ぶことができる世界中で人気のマリンスポーツです。
初めての方でも体験できるカイトサーフィンは、海の上を疾走する爽快感と何メートルもの高さをジャンプする迫力を一気に味わうことができます。
一日の時間帯によって変化する景色は、何度でも訪れたくなる魅力があります。
ですが、一番のハイライトはサンセットブリッジという名の通り、夕陽が沈む夕方。
その美しさは思わず息を飲みます。
こんなに綺麗に海岸線へと沈む夕陽は、人生の中で何度見ることができるでしょうか。
せっかく南さつま市へ訪れるなら、絶対に訪れて欲しいスポットです。
南さつま市の大自然と風を感じ走るサイクリングロード
近くの海浜公園では、いま大人気のレンタサイクルを体験できます。
お子様連れにも大人気で、広大な敷地に大きな児童遊具やアスレチック、ローラースケートなどもあるため、大人から子供まで一日中楽しめます。
先ほど紹介した、サンセットブリッジを自転車で風を感じながら渡り、海浜公園の自然を存分に満喫できます。
また南さつま市には、サイクリングするのに気持ちよく走行できる道路が目白押しです。
サンセットブリッジはもちろん、廃線路を活用した「りんりんロード」も設けられており、絶景と南さつま市の街並みを楽しみながら自転車で観光することができます。
地図がなくても迷わないよう、推奨ルートには路面表示が整備されているため、土地勘がなくても安心してサイクリングを楽しむことができますよ。
さらには、砂丘を利用した「砂の祭典」や自転車による様々な大会が開かれるなど、南さつま市では砂丘と自転車を活かした特色あるまちづくりが行われています。
スポット名 | 吹上浜海浜公園 |
住所 | 〒897-1123 鹿児島県南さつま市加世田高橋1936-2 |
営業時間 | 4月、9月 8:30~17:00(土日祝のみ18:00まで) 5月、6月 8:30~17:00(土日祝のみ19:00まで) 7月、8月 8:30~19:00 10月~3月 8:30~17:00 |
定休日 | 12月29日~31日 |
電話番号 | 0993-52-0910 ※お電話番号はお間違えないようお願い致します。 |
WEB | http://www.synapse.ne.jp/ |
@fukiagehama_kaihin_park |
歴史好きにはたまらない、竹田神社
戦国時代に活躍した島津氏中興の祖「島津忠良(日新公)」を祭る神社、竹田神社は市の中心部にあります。
周辺には当時の武家屋敷も残されているため、古の歴史を感じながら武家屋敷めぐりなど散策にぴったりです
さらに、木もれ日が美しいイヌマキの並木道「いにしへの道」の石畳には、8つのハート型の石が隠されています。参拝も観光もできるスポットですので、皆さんもぜひ観光の際は8つのハート型の石を探してみてくださいね。
鹿児島の街並みとして有名なのは、知覧(ちらん)や出水(いずみ)の武家屋敷郡ですが、実は南さつま市の加世田(かせだ)には明治維新後の文化遺産が多数残されているのです。
これまであまり意識されてこなかった鹿児島の近代史を語り継ぐ景観が佇んでいます。
鹿児島県と県内の9市にのこる95の文化財で構成された『薩摩の武士が生きた町~武家屋敷群麓を歩く~』は、令和元年(2019年)に日本遺産に認定されました。
そのうち、ご紹介している竹田神社が含まれる加世田麓(かせだふもと)も、構成文化財のひとつなのです。
スポット名 | 竹田神社 |
住所 | 〒897-0002 鹿児島県南さつま市加世田武田17932 |
営業時間 | 24時間 |
定休日 | なし |
電話番号 | 0993-52-2841 ※お電話番号はお間違えないようお願い致します。 |
WEB | https://www.kagojinjacho.or.jp/ |
別名:焼酎神社の由来が興味深い、竹屋(たかや)神社
最後にご紹介するのは「竹屋神社(たかやじんじゃ)」です。別名焼酎神社と呼ばれ、地域の方々からも親しまれている竹屋(たかや)神社。
焼酎と同じく火の中で生まれた三神と、神武天皇の祖母である豊玉姫(トヨタマヒメ)の神様四柱を祀る神社。
なぜ焼酎神社と呼ばれるようになったのかというと、ある神話が元になったそうです。
昔々、天照大神(アマテラスオオミカミ)は、地上の国を治めるよう孫の瓊瓊杵命(ニニギノミコト)を遣わしました。高千穂の峰に降り立った瓊瓊杵命は、笠沙之御前(現・野間岬)に到達し、そこで美しい娘を見初めます。酒造りの神である大山祇神(オオヤマツミノカミ)の次女・木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)です。やがてふたりは結婚し、舞敷野(もしきの)に日本初の皇居となる笠沙宮を構えました。
ところが木花咲耶姫は、一夜で身ごもったことから疑いをかけられてしまいます。
その疑いを晴らすために「あなた様の子なら火に焼かれることはないはず」と密閉された産屋に自ら火を放ち、燃え盛る火の中で3人の皇子を産んだのです。
密閉された産屋の中が燃え盛る様は、蒸留器の中でもろみが蒸される姿を連想させます。そこから生まれた三柱の神は、焼酎の蒸留の初留・中留・後留と考えられ、蒸留技術が日本に伝わるずっと前から、神話の中には蒸留が隠喩となって表現されていたのです。
その神話と焼酎の生成や発展の歴史に共通点が見られることなどから、後に「焼酎神」が奉斎されたことが由来だそうです。
今もなお、古くから地元の人々に愛されてきた神社です。
スポット名 | 竹屋(たかや)神社 |
住所 | 〒897-1124 鹿児島県南さつま市加世田宮原2360 |
電話番号 | 090-3197-5904 ※お電話番号はお間違えないようお願い致します。 |
WEB | https://373nanakura-shochu.com/ |
@7kura373 | |
南さつま七蔵巡り |
古き良き歴史と、自然の融合する南さつま市へおじゃったもんせ!
鹿児島県のなかでも、南さつま市は特に自然にあふれています。
深呼吸したくなるほどきれいな空気の中で、自然に触れ合いながら楽しめる南さつま市の魅力をご紹介しました!
1人はもちろん友達や恋人、家族連れでも楽しめるスポットが数多く存在します。
広々とした南さつま市の自然を肌で感じて、皆さんもぜひリフレッシュしませんか??
日頃の疲れも吹き飛んで、リセットできること間違いなしです!
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