益田っていいとこなんよ！じゃけえいっぺん来てみんさい！

空気がきれいでおいしく、人もあたたかい島根県益田市。

益田市は、私の生まれ育った”まち”でもあります。

進学と就職で益田市を離れて4年になりますが、今でも大好きで安心できる場所です。

益田市は島根県の西端に位置し、美しい海や川、山が身近にあることに加えて、夜には満点の星空も見上げることができるという、自然豊かで魅力に溢れているまちなのです。

ゆずやメロン、ぶどう、トマト、鮎、はまぐりなどの特産品がたくさんあることも益田市の魅力の1つです。

あまり知られていない益田市という”まち”とその魅力ですが、溢れる素敵な魅力をこの記事を通してたっぷりとお伝えしていきます。

今回の記事では、下記の魅力について紹介していきます。

• 益田市の美しい海と川
• 伝統芸能である石見神楽
• 雰囲気も味も最高な古民家カフェ
• 地元の高校生が作るイチゴジャム

いっぱいいいとこあるけえ見てみんさい！

益田市の魅力その1　「海と川」

益田市の魅力1つ目として海と川を紹介します。

益田市には気軽に行ける海や川がたくさんあり、どの場所も透明感がありとてもきれいでゆったりと過ごせるのでとてもおすすめです。

今回は、3つの海岸と1つの川について紹介します。

持石海岸

国道191号線を走ると見えてくる海岸。水平線がきれいでドライブにも最適です。

シャワーやトイレもあり、マリンスポーツをする人も多く訪れます。

駐車場に着いて階段を降りると、見えてくる海岸とともに石のモザイク絵もあるので、どんな絵があるのか探してみてくださいね。

持石海岸沿いにはカフェもあり、美しい海を見ながら食事をすることができるのも持石海岸の魅力です。

大塚海岸(中須海岸)

益田市の代表的な川である、高津川と益田川の間にある大塚海岸。

遠浅の海となっており、釣りスポットとしても有名な場所です。ここでは、ハマグリやキス、ヒラメ、スズキ、ハゼなど様々な魚を釣ることができます。

シーカヤックやサーフィンなどのマリンスポーツも、もちろん楽しめる場所ですよ。

小浜海岸

持石海岸から西側へ繋がっている海岸。長い砂浜と神社があることが特徴です。

小浜海岸の宮ヶ島にある神社は「衣毘須神社(エビスジンジャ)」と言います。えびす様という漁業の神様を祀っている神社です。

衣毘須神社(エビスジンジャ)へは、小浜海岸の砂浜を渡って行くのですが、干潮のときにしか通ることができないというちょっとワクワクするポイントがあります。

満潮の状態では、海に砂浜の道が隠れていて通れないのですが、干潮のときには海から砂浜の道が現れ、参拝することができます。

「山陰のモンサンミッシェル」とも呼ばれています。

高津川

高津川は、益田市の誇りある川です。

高津川は国土交通省の水質調査で水質が最もきれいであるとされ、2007年から8回、清流日本一に輝いています。

一級河川でダムが1つもないという、とても貴重である高津川。清流日本一というだけあって透き通り、とてもきれいで空気もおいしいのでリフレッシュできるおすすめスポットです。

高津川で獲れる鮎はおいしさが特別で、益田市の特産品にもなっています。

私も地元にいた頃は、鮎の一本釣りをしたり鮎の塩焼きを食べたりした思い出があります。

益田市の魅力その2　伝統芸能「石見神楽」

益田市を含む、石見地方の伝統芸能である石見神楽(イワミカグラ)。

子どもから大人まで老若男女問わず楽しめる、地元の人はみんな大好きな伝統芸能です。

石見神楽とは

石見地方に古くから伝わっている石見神楽。太鼓や笛などで奏でられるお囃子の中で、キラキラした豪華な衣装とお面を付けて、日本神話を題材にした物語を舞うものです。

神様と魔物との戦いが主なテーマとなっており、演目は約30種類あります。

主に登場するのは、神様と鬼、猿、妖怪などの魔物です。神様は刀や弓矢などを使って魔物と戦います。

益田市では、子どものときから石見神楽に親しみ、とても身近なものとなっています。

地元の子どもたちは、神様が使う刀や弓矢、鬼が持つ鬼棒などを買ってもらったり作ったりし、「エイサー！」と舞の真似をして神楽ごっこを楽しんでいます。

物語は分かりやすくて初めて見る人でも楽しむことができ、石見神楽の世界に引き込まれるでしょう。是非見てみてください。

石見神楽の人気演目「大蛇(おろち)」

約30種類ある演目の中でも特に人気なのが「大蛇(おろち)」という演目です。

須佐之男命(スサノオノミコト)という神様が、7人の娘を襲った大蛇を退治していく物語です。

大きくて沢山の大蛇が登場し、輪になったり体をグルグル巻いてきれいな形になったりする場面は、観客から拍手が起こるほど素晴らしいものです。

ダイナミックでスケールの大きい「大蛇」という演目は地元の人から人気なのはもちろん、世界でも賞賛されて公演を行っており、石見神楽の代表的な演目となっています。

益田市の魅力その3　「古民家カフェ」

帰省すると必ず行く、益田市の古民家カフェ。

益田市の食材をたっぷり使ったおいしいランチやデザート、あたたかい雰囲気の店内や店員さんに癒される一押しスポットです。

ここでは、2つの古民家カフェについて紹介します。

にちにち食堂

国道沿いにあるけれど国道からは見えない、元は倉庫だった場所がカフェとなった隠れ家のようなカフェ。

フルーツがたっぷりのワッフルと、ブリュレ、オムライスがおすすめです。

店員さんにお願いすると、サプライズプレートとして無料でお皿にメッセージを書いてもらえます。お誕生日や記念日などにもおすすめです。

小春日和

古民家がカフェになっている「小春日和」。

とても落ち着いた雰囲気で流れている音楽にも癒され、ごはんやスイーツもボリュームがあり大満足できるカフェです。

日替わりのワンプレートランチの「こはるプレート」やハンバーグ定食が特におすすめです。

お皿やコップもおしゃれでかわいいところもおすすめポイントです。

益田市の魅力その3　地元の高校生が作る「イチゴジャム」

益田市には、農林学校と工業高校が統合した複合型専門高校である、益田翔陽高校があります。

益田翔陽高校には電子機械科、電気科、生物環境科学科、総合学科の4つの学科があり、それぞれの学科で特色ある学びを得ることができるのです。

その中で、総合学科では授業の1つとして「イチゴジャム実習」があり、1からイチゴジャムを作り、販売しています。

益田翔陽高校のイチゴジャムはイチゴと砂糖のみで作っており、イチゴの果肉もしっかりと感じられてとても甘く、格別においしいので、地元では有名で人気の商品です。

そんな地元の高校生が作るイチゴジャムについて、その制作過程や購入できる場所について紹介します。

イチゴジャムができるまで

イチゴジャムを作るには、まずイチゴのヘタ取りから始めます。一つ一つ丁寧にヘタを取ります。そしてイチゴをすりつぶして砂糖と混ぜ、糖度検査を経て、瓶に詰めていきます。

ヘタ取りから瓶詰、製品化まで、一つ一つ手作業で製造しています。

私も高校生のときに経験しましたが、朝から夕方までかかりとても大変です。

大変なことも多かったのですが、その分とてもおいしくて、翔陽高校のイチゴジャムを食べたら他のものは食べられなくなるくらいです。

イチゴジャムが買える場所

翔陽高校のイチゴジャムは、翔陽高校で4月に行われる「みどりの市」、翔陽高校の文化祭(翔陽祭)で購入することができます。

購入できる機会は少ないですが、是非ゲットして食べてみてください。

魅力がいっぱいで安らげる益田市に来んさいよ！

今回は、私のふるさとでもある島根県益田市について紹介しました。

ここまで紹介してきたように、海や川、石見神楽、古民家カフェ、イチゴジャムなど沢山の素敵な魅力があります。

また今回は紹介できなかった特産品や温泉など、他にも素敵な食べ物や魅力が益田市には沢山あるのです。

今回の記事をきっかけに、益田市について知り、興味をもっていただけたら嬉しいです！

是非一度足を運び、益田市を体験してみてくださいね。

この記事を書いた人

coppiライター

島根県益田市出身。保育士、幼稚園教諭の資格を持ち、認定こども園勤務を経験。カメラ、編み物、推し活が趣味です。

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