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ふるさと納税の限度額の確認方法は?限度額を計算・確認する方法

ふるさと納税は、寄付をした自治体から魅力的な返礼品が届くうえ、所得税や住民税の控除が受けられるお得な制度です。

しかし、気になるのが「いくらまで寄付しても大丈夫なのか」という限度額の問題。自分の収入や家族構成に合った限度額を把握しておかなければ、節税の恩恵を最大限に得られなくなる可能性があります。

そこで本記事では、ふるさと納税の限度額の仕組みや計算・確認方法について詳しく解説。さらに、寄付をスムーズにする「ワンストップ特例制度」を上手に活用するポイントや、おすすめのふるさと納税サイト8選もご紹介します。

自身のふるさと納税の限度額が知りたいという方は、ぜひ参考にしてください。


目次

ふるさと納税の限度額とは?まずは基本から押さえよう

ふるさと納税を利用するうえで欠かせないのが「限度額」の理解です。

限度額とは、所得税や住民税から控除される最大の寄付金額の目安であり、自分の収入や家族構成、各種控除額によって異なります。

誤って限度額を超えてしまうと、2,000円を超える寄付額の全額が控除されなくなり、結果的に自己負担額が増える可能性があるため注意が必要です。

ふるさと納税の仕組みをおさらい

ふるさと納税は、自分が応援したい自治体に寄付を行うことで、返礼品が受け取れるだけでなく、寄付金額のうち2,000円を超える部分が所得税や住民税の控除対象となる制度です。

特に人気の理由は、地域の特産品を楽しみつつ税負担を軽減できる点にあります。

しかし、控除を受けられる上限を知らないまま寄付してしまうと、本来受け取れるはずの節税メリットが小さくなってしまいます。

限度額を把握するメリット

限度額を正しく把握することで、以下のようなメリットがあります。

  • 自己負担額を最小限に抑えて、最大限の節税が可能
  • 寄付先や返礼品を効率的に選択できる
  • 複数回の寄付でも合計金額をコントロールしやすい

ふるさと納税の効果を最大限に引き出すには、限度額をしっかり認識し、その範囲内で寄付を行うことが大切です。

ふるさと納税の限度額を計算・確認する方法

「いくらまで寄付ができるのか」を知るには、限度額の計算や確認が欠かせません。以下の方法を参考に、自分に合ったやり方で限度額をチェックしてみましょう。

シミュレーションツールを使った計算

最も手軽に限度額を確認する方法は、インターネット上のシミュレーションツールを活用することです。例えば、総務省のサイトや大手ふるさと納税ポータルサイトが提供しているツールがあります。

年収や家族構成、扶養の有無など必要事項を入力するだけで、概算の限度額を簡単に知ることができます。

ふるさと納税サイトの簡易シュミレーション

ふるさと納税サイトの多くには、登録不要で利用できる限度額シュミレーション機能が備わっています。

サイトによっては控除のシミュレーション結果を元に、そのまま寄付商品を提案してくれることもあるため、とても便利です。

細かい計算が苦手な方でも簡単に試せるのが魅力と言えるでしょう。

ワンストップ特例制度を上手に活用するポイント

確定申告をしなくてもふるさと納税による控除が受けられる「ワンストップ特例制度」。会社員や公務員など給与所得者で、確定申告が不要な方には特に嬉しい制度です。

ただし、適用されるにはいくつかの条件や期限がありますので、しっかりチェックしておきましょう。

ワンストップ特例制度とは?

ワンストップ特例制度とは、寄付先の自治体へ申請書を提出するだけで、ふるさと納税の控除を所得税ではなく住民税から直接受けられる制度です。

これにより、自分で確定申告をする必要がないため、手続きの手間が大幅に軽減されます。

ただし、以下のような条件を満たす必要があります。

  • 寄付先の自治体が合計5自治体まで(同じ自治体への複数回寄付は1自治体とカウント)
  • 会社員や公務員など確定申告の必要がない給与所得者
  • 寄付ごとにワンストップ特例申請書を自治体へ提出する

これらの条件を守っていれば、面倒な確定申告をしなくても寄付金控除の恩恵を受けることができます。

ワンストップ特例制度を活用する際の注意点

ワンストップ特例制度を利用する場合は、申請書の提出期限に注意が必要です。たとえば、寄付をした翌年の1月10日(必着)までに申請書を寄付先の自治体へ送付しなければなりません。

また、限度額を超えて寄付を行ってしまうと、控除できない部分が出てきてしまう点にも気を付けましょう。

もし、寄付先が6自治体以上になる場合や、医療費控除など他の控除を申告したい場合は、ワンストップ特例制度が利用できません。

その場合は、確定申告の手続きが必要になります。自分の寄付件数と控除の状況を踏まえ、ワンストップ特例制度が使えるかどうか事前に確認することが大切です。

ふるさと納税ができるサイト8選

ふるさと納税は、多くのポータルサイトを経由して行うことが一般的です。

それぞれのサイトで掲載自治体や返礼品の種類、キャンペーンの内容などに特徴があります。

ここでは、おすすめのふるさと納税サイト8選を特徴とあわせて紹介します。

  • ふるさとパレット
  • さとふる
  • マイナビふるさと納税
  • ポケマルふるさと納税
  • ふるさと本舗
  • ふるさと納税ニッポン
  • au PAY ふるさと納税
  • ふるなび

それぞれのサイトについて順番に解説していきます。

1. ふるさとパレット

ふるさとパレット

最初に紹介するのは「ふるさとパレット」です。

ふるさとパレットの強み・特徴を紹介していきます。

多彩なジャンルから選べる豊富な返礼品

ふるさとパレットは、全国各地の自治体と提携しているため、返礼品の数が豊富です。食料品だけでなく、雑貨や体験型の返礼品まで、幅広いジャンルから寄付先を選べるのが大きな魅力です。

使いやすい検索機能で目的の返礼品がすぐに見つかる

サイトのデザインがシンプルで見やすく、検索機能も充実しているため、欲しい返礼品がすぐに見つかります。利用者のレビューやランキングも参考にできるので、初めてふるさと納税を行う方でもスムーズに寄付先を選べるでしょう。


2. さとふる

さとふる

続いて紹介するのは「さとふる」です。

CMなどで知名度が高く、ユーザー数が多いのが「さとふる」の特徴を紹介していきます。

圧倒的な知名度と豊富な特集・キャンペーン

テレビCMなどでおなじみの「さとふる」は、ふるさと納税サイトとしての知名度が非常に高く、多くのユーザーを抱えています。季節ごとの特集や期間限定キャンペーンも充実しているため、お得に返礼品をゲットできる機会が豊富です。

初心者でも使いやすい操作性

カテゴリ分けやキーワード検索がわかりやすく、目的の返礼品を簡単に探せます。寄付金の決済方法も複数用意されているため、クレジットカードからコンビニ決済まで選択肢が多いのも魅力です。

3. マイナビふるさと納税

マイナビふるさと納税

続いて紹介するのは、就活や転職情報でおなじみのマイナビが運営しているふるさと納税サイト「マイナビふるさと納税」です。

マイナビふるさと納税の強み・特徴を紹介していきます。

わかりやすい解説記事でふるさと納税ビギナーをサポート

就職や転職でおなじみのマイナビが運営する「マイナビふるさと納税」は、初心者向けの解説が充実しています。初めての方が抱えがちな疑問に丁寧に答える特集記事やシミュレーションもあり、安心してスタートできるでしょう。

独自の切り口で地方の魅力を発信

地元の企業や地域の特色を生かした特集コンテンツが豊富です。寄付だけでなく、地方の文化や暮らしに興味を持てるような記事が多いため、単なる寄付以上に楽しみながら自治体を応援できます。


4. ポケマルふるさと納税

ポケマルふるさと納税

続いて紹介するのは「ポケマルふるさと納税」ですが、ポケマルポケマルはもともと生産者と消費者を直接つなぐサービスで有名です。

ポケマルふるさと納税の強み特徴を紹介していきます。

生産者との“つながり”を実感できる

「ポケマル」の特長は、生産者から直接食材を購入できる仕組み。ふるさと納税でも同様に、生産者の顔や想いが伝わる商品が多く、寄付を通じて地域の“人”を応援する感覚を味わえます。

新鮮な食材やレアな特産品が豊富

農産物や水産物など、とびきり新鮮な食材が揃っているのもポケマルふるさと納税の魅力。普段は手に入りにくいレアな特産品も見つけやすく、美味しい食材をお得に楽しみたい方にはうってつけです。


5. ふるさと本舗

ふるさと本舗

続いて紹介するのは、寄付金額に応じてポイントが貯まり、次回の寄付で使用できるなどお得な仕組みが特徴の「ふるさと本舗」です。

ふるさと本舗の強み・特徴をそれぞれ紹介していきます。

ポイントシステムでさらにお得に

ふるさと本舗では、寄付金額に応じてポイントが付与され、次回の寄付に使えるシステムを採用しています。定期的に寄付を行う方にとっては、大きな節約につながる嬉しい仕組みです。

ランキングや特集ページが充実

サイト内には、人気ランキングやジャンル別特集が設けられており、迷いがちな返礼品選びにも便利。さらに、自治体ごとのキャンペーン情報も見やすいため、条件の良い返礼品を見つけやすいのが特徴です。


6. ふるさと納税ニッポン

ふるさと納税ニッポン

続いて紹介するのは、地域情報誌などを手掛ける出版社が運営する「ふるさと納税ニッポン」です。

ふるさと納税ニッポンの強み・特徴をそれぞれ紹介していきます。

旅行気分で地域を知りながら寄付先を検討できる

地域情報誌を手がける出版社が運営しているため、各地域の魅力を深く掘り下げた読み物系コンテンツが豊富。まるで旅行誌を見ているかのように、地域の文化や歴史、観光名所などを知りながら寄付先を探せます。

隠れた名産品を発見しやすい

定番の特産品だけでなく、他サイトではあまり見かけないレアな返礼品にも出会えるのが嬉しいポイント。雑誌ならではの目線で編集されているので、新たな発見を楽しみながら寄付を検討できます。


7. au PAY ふるさと納税

au PAY ふるさと納税

続いて紹介するのは、KDDIが運営する「au PAY ふるさと納税」です。

au PAYふるさと納税の強み・特徴をそれぞれ紹介していきます。

au PAYやPontaポイントを活用してお得に寄付

KDDIが運営するサイトで、au PAY残高やPontaポイントを使って寄付できるのが最大の特徴。キャンペーン期間中に寄付すれば高倍率のポイント還元が受けられることもあり、auユーザーやPontaポイントを貯めている方には特におすすめです。

幅広い決済方法と豊富な返礼品

クレジットカード決済やキャリア決済はもちろん、様々な支払い方法に対応しています。返礼品のラインナップも多岐にわたり、肉や魚介類などの食品はもちろん、家電製品や宿泊券まで豊富に揃っています。

8. ふるなび

最後に紹介するのは、【ふるなび】です。

ふるなびの強み・特徴をそれぞれ紹介していきます。

高級感あふれる返礼品の豊富さ

ふるなびは、高級ブランド牛や高級フルーツなど、贅沢な返礼品が充実しているのが特徴です。特別な日や贈り物にふるさと納税を活用したい方にぴったりと言えるでしょう。

多彩な支払い方法と独自のポイントサービス

クレジットカードやAmazon Payをはじめ、幅広い決済方法に対応しているため、気軽に寄付を行えます。

また、寄付金額に応じてふるなびコインが貯まるため、実質的にさらにお得になるメリットもあります。複数回の寄付を検討している方はぜひチェックしてみてください。


まとめ

ふるさと納税の限度額を理解し、正しく寄付をすることで、納税者は節税しながら各地の特産品を楽しむことができます。

まずはシミュレーションツールやふるさと納税サイトの簡易シュミレーションで、自分の限度額を把握しましょう。

また、ワンストップ特例制度を活用すれば、面倒な確定申告をしなくても控除を受けられますが、条件や期限には注意が必要です。

限度額をオーバーしないよう寄付金額を管理し、複数のサイトを比較してお得に寄付できるキャンペーンやポイント還元も上手く利用するのがおすすめです。

ぜひこの記事を参考に、あなたに合ったふるさと納税のやり方や寄付先を見つけてください。

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わたふる編集部
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