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ふるさと納税はめんどくさい?仕組み・流れや簡単に手続きする方法を解説!

ふるさと納税に興味はあるけど、実際にしていない人の中には
「ふるさと納税って手続きがめんどくさいイメージ…」
「ふるさと納税は手間がかかりそう…」
というイメージがあり、していない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

名前に「納税」とつく事もあり、「手続きが複雑そう・めんどくさそう」と思うかもしれませんが、仕組みや流れを知っていると難しくありません。

今回の記事では、ふるさと納税を簡単に進めるポイントを解説していきます。

加えて、ふるさと納税の仕組みや流れ、ふるさと納税をする際のおすすめサイトなどを紹介していきます。

今回の記事で解説・紹介していく主な内容は以下になります。

  • ふるさと納税がめんどくさいと感じる理由
  • ふるさと納税を簡単に行うためのポイント
  • ふるさと納税の基本的な仕組みと流れ
  • ふるさと納税のおすすめサイト

ふるさと納税に興味があるけど、めんどくさそうで手を出していないという方は、是非参考にしてみてください。


目次

ふるさと納税がめんどくさいと感じる理由

ふるさと納税は大きな節税メリットがある一方で、いくつかのポイントで「めんどくさい」と感じる要因があります。

ふるさと納税がめんどくさいと感じる主な理由は以下のようなものがあります。

  • 控除上限額の計算が難しい
  • 申請手続きの手間がかかる
  • 手続きの流れが複雑に感じられる
  • 寄付先や返礼品の選択肢が多すぎる
  • 返礼品の受け取りが面倒に感じる場合も

それぞれの項目について順番に解説していきます。

控除上限額の計算が難しい

ふるさと納税で最大の節税効果を得るには、控除上限額を正確に把握する必要があります。控除上限額は収入や家族構成、扶養家族の有無、住宅ローン控除などの影響を受けて変動するため、複数の要因を考慮しなければなりません。これにより、計算を面倒に感じる方が多いのが現状です。

さらに、年収が大きく変動する自営業の方や、家族構成が複雑な場合は、計算が一層難しくなります

誤った計算をして上限額を超える寄付をすると、余計な自己負担が発生してしまうリスクがあるため、慎重さが求められます。

申請手続きの手間がかかる

ふるさと納税で税金控除を受けるためには、確定申告やワンストップ特例制度を利用する必要があります。確定申告の場合、書類の準備や提出のために税務署へ出向く必要があり、手間に感じる方が多いです。

また、初めて確定申告を行う方にとっては、控除項目や記入内容がわかりにくく、時間がかかることがあります。

ワンストップ特例制度は確定申告不要で手続きが簡単な反面、寄付先ごとに申請書を提出する必要があり、複数の自治体へ寄付する場合はその分の書類作成が必要です。また、申請書の提出期限を過ぎてしまうと適用されなくなるため、期日管理も重要です。

手続きの流れが複雑に感じられる

ふるさと納税が初めての方にとっては、全体的な手続きの流れを理解するのが難しく感じられることがあります。寄付の申し込み、支払い、申請書の記入や提出、受領証明書の管理、確定申告またはワンストップ特例の適用手続きなど、多くのステップがあるため、それぞれの工程で不安を抱える場合もあります。

また、各自治体や返礼品ごとに手続きが若干異なる場合があるため、細かい注意が必要です。

寄付先や返礼品の選択肢が多すぎる

ふるさと納税では全国の自治体が多種多様な返礼品を提供しており、その選択肢の豊富さが魅力である反面、選択肢の多さに圧倒されることもあります。

例えば、同じ金額の寄付でも返礼品の種類や内容が異なるため、比較に時間がかかることがあります。

また、特定の返礼品が人気を集める一方で、自治体ごとの特徴や背景を把握しようとすると情報が膨大になり、選択に迷ってしまうことがあります。

特に、寄付の目的を地域貢献や節税に設定している方にとっては、どの自治体を選ぶべきか決めるのが難しい場合があり、返礼品の評価やレビューが少ない場合、実際に寄付を行った後の満足度に不安を感じる方もいるでしょう。

上記のような場合は、ふるさと納税ができるサイトで、人気の返礼品やおすすめランキングなどを参考にするのがおすすめです。ふるさと納税ができるサイトに関しては後述します。

返礼品の受け取りが面倒に感じる場合も

ふるさと納税の大きな魅力である返礼品ですが、受け取りの手間がかかる場合もあります。不在がちな家庭では、配送のタイミングが合わないことがあり、再配達の依頼や日時指定を調整する必要が出てきます。

特に冷凍食品や生鮮食品の場合、受け取るタイミングが重要であるため、手間が増すことがあります。

さらに、大型の返礼品や保存スペースを取る商品(例:肉の詰め合わせ、家電製品など)を選んだ場合、受け取り後の管理や保管場所の確保も負担になることがあります。

ふるさと納税を簡単に行うためのポイント

ふるさと納税の手間を減らすためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

  • 控除上限額のシミュレーションを活用する
  • ワンストップ特例制度を利用する
  • 返礼品選びのコツを知る

それぞれの方法を活用することで、初心者でも手軽に始められます。

それぞれの内容を順番に解説していきます。

控除上限額のシミュレーションを活用する

控除上限額の計算は、各種シミュレーションツールを活用することで簡単に行えます。これらのツールでは、年収や家族構成を入力するだけで上限額を自動計算してくれるため、初心者にとって非常に便利です。

例えば、大手ふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」や「さとふる」には、使いやすいシミュレーターが用意されています。これを活用することで、寄付の計画を立てやすくなります。

ワンストップ特例制度を利用する

確定申告が不要な「ワンストップ特例制度」を利用することで、手続きが大幅に簡素化されます。

この制度は、ふるさと納税以外の確定申告が不要で、寄付先が5自治体以内である場合に適用されます。

手順や注意点を以下に詳しく解説します。

ワンストップ特例制度の手続きの流れ

ワンストップ特例制度を利用するには、寄付先の自治体に申請書を提出する必要があります。

寄付ごとに申請が必要ですが、自治体から送付される書類に必要事項を記入するだけなので比較的簡単です。

ワンストップ特例制度の流れについては下記の記事でも解説しているので、参考にしてみてください。


よくあるトラブルとその対処法

ワンストップ特例制度を利用する際、申請書の提出期限に間に合わないというトラブルがよくあります。期限を守るため、寄付後すぐに申請書を提出するよう心掛けましょう。

また、マイナンバー確認書類の不備にも注意が必要です。

返礼品選びのコツを知る

返礼品選びを効率的に進めるためには、自分の優先事項を明確にすることが重要です。以下のポイントを参考にして、失敗しない選び方を身につけましょう。

地域応援につながる返礼品を選ぶ方法

地域の特産品や伝統工芸品など、自治体を応援できる返礼品を選ぶことで、寄付の意義をより深めることができます。地域の特色やストーリーに注目して選ぶのもおすすめです。

失敗しない返礼品選びのチェックポイント

返礼品を選ぶ際は、配送時期や量、保存方法などを確認しておくと良いでしょう。不在がちな方は、配送日時の指定が可能な返礼品を選ぶことで、受け取りの手間を減らせます。

また、過去に寄付した方のレビューを参考にすることで、満足度の高い返礼品を選べる可能性が高まります。

ふるさと納税の基本的な仕組みと手続きの流れ

ふるさと納税を始めるには、基本的な仕組みや手続きの流れを理解することが大切です。

ここからは、具体的なステップをわかりやすく解説します。

ふるさと納税の概要とメリット

ふるさと納税とは、自治体に寄付を行うことで税金の控除が受けられる仕組みです。寄付額に応じた返礼品がもらえることや、地域貢献につながることがメリットです。

寄付から控除までの手順

続いて寄付から控除までの手順を解説します。

寄付の申し込み方法と支払い手段

寄付は、ふるさと納税ポータルサイトを利用して申し込むのが一般的です。支払い方法はクレジットカード、銀行振込、ふるさと納税専用の電子マネーなど多岐にわたります。

受領証明書の保管と活用方法

寄付後に発行される受領証明書は、税金の控除を受けるために必要な書類です。確定申告やワンストップ特例制度の申請時に使用するため、大切に保管しておきましょう。

確定申告とワンストップ特例制度の違い

確定申告は幅広い控除が受けられる一方、手続きが複雑です。一方、ワンストップ特例制度は手続きが簡単ですが、控除の適用範囲が限定されるため、それぞれの特徴を理解して選択しましょう。

以下に簡単に確定申告とワンストップ特例制度の違いをまとめます。


項目確定申告ワンストップ特例制度
対象者所得があり確定申告が必要な全ての納税者
(例: 自営業者、高額所得者、副業収入がある人など)
給与所得者などで確定申告が不要な人
手続きの必要性確定申告書を税務署に提出する必要がある各自治体にワンストップ特例申請書を提出する
寄付先の数寄付先の数に制限なし1年間で5自治体以内
控除の適用全額控除が可能(上限額内)住民税から直接控除(翌年度分)
申請期限翌年3月15日まで(通常)寄付の翌年1月10日まで
その他の注意点医療費控除やその他の控除も申請可能1自治体に複数寄付しても1カウントとして扱う

ふるさと納税ができるサイト8選

ここまで、ふるさと納税の概要や利用する流れ・メリットや注意点を解説してきました。

ここからは実際に”ふるさと納税”ができるサイトを8つ紹介していきます。

今回紹介するサイトは下記になります。

  • ふるさとパレット
  • さとふる
  • マイナビふるさと納税
  • ポケマルふるさと納税
  • ふるさと本舗
  • ふるさと納税ニッポン
  • au PAY ふるさと納税
  • ふるなび

紹介するサイトにはそれぞれ、異なる特徴があるので順番に紹介していきます。

ふるさとパレット

ふるさとパレット

最初に紹介するのは「ふるさとパレット」です。

ふるさとパレットのサービス概要、強み・特徴を紹介していきます。

サービスの概要

ふるさとパレットは、全国各地で様々な事業を手掛けている東急グループが、全国各地との繋がりを活かして 出会った様々な”食材”や”体験”を届けてくれる、ふるさと納税サイトです。

全国各地の様々な事業の中での素敵な出会いを共有したい、全国各地をいまより身近に、好きになってもらいたいという思いからスタートしたサービスになります。

サービスの強み・特徴

ふるさとパレットの特徴は、自治体や地元の方々と共同で開発した、ふるさとパレットにしか掲載されていない「東急オリジナルお礼品」がある点、そして開発にあたっての生産者さんの想いなどが綴られた開発ストーリーをサイトで見れる点です。

ただただ、”ふるさと納税”に限ったことではないですが、ふるさと納税で品物を手に入れるだけでなく、どういった想いがあるのかを知って商品を選ぶというのは素敵なことだなと、個人的に思います。

また、ふるさとパレットではTOKYU POINTが貯める&使えます。これは東急グループが運営するサイトならではですね。

さとふる

さとふる

続いて紹介するのは「さとふる」です。

CMや広告などの露出量も比較的多く、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

さとふるのサービス概要、強み・特徴を紹介していきます。

サービスの概要

さとふるは、2024年のアンケートにおいて、「認知度No.1 ※」、 「利用したいサイトNo.1 ※」のふるさと納税サイトです。
※ 2024年1月時点 調査実施機関:(株) インテージ

サービスの強み・特徴

さとふるの特徴として、「さとふるアプリdeワンストップ申請」というオンラインサービスを提供している点があげられます。このサービスは「ワンステップ特例制度」の申請が手軽にできるといったものです。
※サービスの利用には「さとふる」の”アプリ”のダウンロードが必要です。

また、人気お礼品ランキングやお礼品一覧から自治体名やカテゴリ等で絞り込んで返礼品を検索できたりと、サイトの使用感も初心者の方に優しい設計になっています。加えて、実際に返礼品を受け取った方のレビューも掲載されており、返礼品を選ぶ際の参考にもなります。

マイナビふるさと納税

マイナビふるさと納税

続いて紹介するのは「マイナビふるさと納税」です。

マイナビふるさと納税のサービス概要、強み・特徴を紹介していきます。

サービスの概要

マイナビふるさと納税は、名前でわかる通りリクルート系のサービスを展開している「株式会社マイナビ」が運営する、ふるさと納税サイトです。

お肉や、お米・パン、果物類、魚介類・海産物、調味料・加工食品、お酒・アルコールなどの食品系から旅行・体験系、美容や工芸品まで幅広く扱っています。

サービスの強み・特徴

マイナビふるさと納税の特徴は、上記で紹介した幅広いジャンルの返礼品を扱っている点や、サイトでの検索のしやすさがあげられます。

応援したい地域や特産品を探しやすいサイト設計になっていることに加え、シンプルな手続きで申し込みをする事ができ、サイト内に”ふるさと納税”に関するコンテンツも多数あるため、初めてふるさと納税を利用する人でも迷うことなく手続きしやすいのが特徴です。

ポケマルふるさと納税

ポケマルふるさと納税

続いて紹介するのは「ポケマルふるさと納税」です。

ポケマルふるさと納税のサービス概要や、強み特徴を紹介していきます。

サービスの概要

ポケマルふるさと納税、日本最大級の産直サイト「ポケットマルシェ (ポケマル) 」が運営する、ふるさと納税サイトです。

2021年9月に始まったばかりの新しいサービスで、ポケマルふるさと納税の返礼品は、産直サイト「ポケットマルシェ (ポケマル) 」でも購入することができます。

サービスの強み・特徴

自治体が返礼品を登録している一般的なふるさと納税サイトと違い、 「ポケマルふるさと納税」の場合産直ECが母体のため、生産者が返礼品を登録しています。 そのため、納税申請してから返礼品が速く届く
※申込から発送まで平均4.5日。2021年9月時点

また、 在庫管理は産直ECの仕組みを利用できるため、小規模な生産者さんでも参加でき、 在庫数が少ない返礼品も登録ができます!

その 結果、他のふるさと納税サイトには登録されていない返礼品が多数あるといった点が強みとしてあげられます。

また、 訳ありや傷ありなど、贈答向けではない家庭用の返礼品も豊富で、 母体である産直サイト「ポケットマルシェ (ポケマル) 」と同様に、 生産者さんと直接やりとりすることができるというのも他サイトにはない点になります。

ちなみに税金控除や手続きなどの仕組みは、通常のふるさと納税と同じになり、ワンストップ特例制度にも対応しています。


ふるさと本舗

ふるさと本舗

続いて紹介するのは「ふるさと本舗」です。

ふるさと本舗のサービスの概要と強み・特徴をそれぞれ紹介していきます。

サービスの概要

ふるさと本舗は 、全国の美味しい特産品に特化したふるさと納税サイトで、ブランド和牛やカニ、シャインマスカットなど、普段中々手を出せない商品が揃っています。

サービスの強み・特徴

全国の美味しい特産品に特化しており、制度に則った特産品のみを掲載しているため、安心して利用できます。

また、寄付をするとAmazonギフト券が当たるキャンペーンなどを実施しているというのも特徴の一つです。

定期便が充実しており、定期便を利用することで、毎月お気に入りの特産品を届けてもらうことができます。

また、分かりやすい控除シミュレーション機能もあるため、ふるさと納税が初めてのという人でも安心です。


ふるさと納税ニッポン

ふるさと納税ニッポン

続いて紹介するのは「ふるさと納税ニッポン」です。

ふるさと納税ニッポンのサービスの概要と強み・特徴をそれぞれ紹介していきます。

サービスの概要

ふるさと納税ニッポンは、ふるさと納税専門誌のサイト版のふるさと納税サイトです。

元々、ふるさと納税のクチコミサイトとしてサイトオープンし2019年にふるさと納税ができるサイトとしてリニューアルオープンしました。

返礼品を作っている生産者の取材内容が他サイトよりも多い傾向にあります。

サービスの強み・特徴

WEBと雑誌を合わせると掲載されている自治体の数は200を超えており、返礼品は15,000以上掲載されています。定番のお米やお肉から、地域ならではの返礼品まで幅広く掲載されています。

また、雑誌と連携しているという他と違った体系ということもあり、情報量が多いのも特徴です。取材記事はライターの方が実際に生産者の方に声を聞き、記事にしているため濃い中身の記事となっています。


au PAY ふるさと納税

au PAY ふるさと納税

続いて紹介するのは「au PAY ふるさと納税」です。

au PAYふるさと納税のサービスの概要と強み・特徴をそれぞれ紹介していきます。

サービスの概要

au PAYふるさと納税は、KDDIとau コマース&ライフが共同運営する、ふるさと納税サイトです。

サービスの強み・特徴

au PAYふるさと納税では、お肉や海鮮系の定番ジャンル、そして人気自治体の返礼品を多数掲載しています。

金額に応じた返礼品の検索ができたりと、自分に合った返礼品を探しやすいのも特徴です。

また、レビュー評価の高い返礼品の特集など、ふるさと納税初心者の方でも返礼品を選びやすいコンテンツが揃っています。

ふるなび

最後に紹介するのは、【ふるなび】です。

ふるなびのサービスの概要と強み・特徴をそれぞれ紹介していきます。

サービスの概要

ふるなびは、2014年からサービスを開始したふるさと納税サイトです。

サービスの強み・特徴

ふるなびは、日本全国の自治体から提供される多種多様な返礼品を取り扱っており、寄附金額に応じたAmazonギフトカードやPayPay残高などに交換可能なふるなびコインが貰えるといった特徴があります。

サイト上に初心者向けのガイドや制度の詳細説明が掲載されており、初めてふるさと納税をするという方にも分かりやすいサイトの作りになっています。


まとめ

ふるさと納税は、初めての方にとって「めんどくさい」と感じる部分が多いかもしれません。しかし、控除上限額のシミュレーションツールやワンストップ特例制度を活用することで、手続きの負担を軽減できます。

また、返礼品選びのコツを押さえることで、満足度の高い寄付が実現します。地域を応援しつつ節税ができるふるさと納税を、ぜひ活用してみてください。

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わたふる編集部
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